ISBN:4309016103 単行本 阿曽山大噴火 河出書房新社 2004/01/21 ¥1,260
きっかけは何だったか忘れちゃったけど、最近裁判傍聴のブログを読むのにはまってます。
将来的に裁判員の赤紙(かどうかは知らんけど)が私に届いたときに、アタシはどうするの?
・・・なんて他愛もない疑問だったからかもしれません。
とにかく一番傍聴記で面白いのは大川興行の芸人、阿曽山大噴火。
彼の傍聴記録は裁判に興味ない人でも興味を惹くように書くのがすごく上手で、世間で話題になった色々な裁判の様子。非道な被告人が裁判ではこんな人物だった・・・だけでなく、それを裁く裁判官や弁護士の癖など、観点と切り口が面白い。
ちなみに余談ですが、2番目に面白いのは傍聴好き女子だけで書いている「霞っ子クラブの裁判傍聴記」です。こちらもすごくオススメですよ。(http://bc.kasumikko.com/)
さて、アタシたち一般人は裁判や経済、政治については難しいのでなるべくならば関わって行きたくない気もしますね。
そんなど素人がまず傍聴をするにはどうしたらいいのか?ものすごく簡単にハウツーとして書かれてます。
まず裁判所にいって、どういう手続きをして入り、傍聴をすることが出来るのか?
そして話題のいろんな事件、あの犯罪者の裁判の時の姿。そして当事者からすれば大変なことだけど新聞にも載らないような窃盗事件などの傍聴記をたくさん載せています。
そんな作者の阿曽山大噴火の風貌はといえば・・・とにかく怪しい!!!(笑)
現在金髪のロン毛に髭ぼうぼう、なぜかスカートに拘り、いつもスカート着用。
道端でアクセサリー売ってたり、インドで放浪しちゃってる感じの人。
この本の執筆当時はスキンヘッドに髭。どっからどうみてもカルト宗教の人。
そんな彼があのオウム裁判の傍聴に行った話がとても面白かった。
だってどっからどうみても元出家信者じゃないですかっ!?
彼は検察と弁護のやりとりだけでなく色々な視点で裁判を見るので、ニュースでよく言われてるような誰の質問にも答えずマントラをひたすら唱えつづける麻原の言葉を聞き取ろうと傍聴席から身を乗り出したそうです。そしたらなんと麻原自身にも手を振られてしまったそうな。
そりゃ、麻原にとってはいつまでも自分を信じてくれてる大事な信者に見えたんでしょうね・・・。
とてもわかり易く裁判の制度や歴史などにも触れているので、楽しみながら「法」に興味のもてる一冊でした。
現在彼は日刊スポーツのサイトでも毎週傍聴記を書いているので、皆さん是非読んでみてくださいな!
★阿曽山大噴火コラム「裁判Showに行こう」
http://www.nikkansports.com/general/asozan/top-asozan.html
石原裕次郎の弟という被告に、本当かと真顔できく裁判官、強盗致傷事件をエロ事件へと暴走させる検察官など、裁判傍聴をライフワークとする著者が全国の裁判所で起こった悲喜こもごもの出来事をレポート。面白さ大噴火の本。
きっかけは何だったか忘れちゃったけど、最近裁判傍聴のブログを読むのにはまってます。
将来的に裁判員の赤紙(かどうかは知らんけど)が私に届いたときに、アタシはどうするの?
・・・なんて他愛もない疑問だったからかもしれません。
とにかく一番傍聴記で面白いのは大川興行の芸人、阿曽山大噴火。
彼の傍聴記録は裁判に興味ない人でも興味を惹くように書くのがすごく上手で、世間で話題になった色々な裁判の様子。非道な被告人が裁判ではこんな人物だった・・・だけでなく、それを裁く裁判官や弁護士の癖など、観点と切り口が面白い。
ちなみに余談ですが、2番目に面白いのは傍聴好き女子だけで書いている「霞っ子クラブの裁判傍聴記」です。こちらもすごくオススメですよ。(http://bc.kasumikko.com/)
さて、アタシたち一般人は裁判や経済、政治については難しいのでなるべくならば関わって行きたくない気もしますね。
そんなど素人がまず傍聴をするにはどうしたらいいのか?ものすごく簡単にハウツーとして書かれてます。
まず裁判所にいって、どういう手続きをして入り、傍聴をすることが出来るのか?
そして話題のいろんな事件、あの犯罪者の裁判の時の姿。そして当事者からすれば大変なことだけど新聞にも載らないような窃盗事件などの傍聴記をたくさん載せています。
そんな作者の阿曽山大噴火の風貌はといえば・・・とにかく怪しい!!!(笑)
現在金髪のロン毛に髭ぼうぼう、なぜかスカートに拘り、いつもスカート着用。
道端でアクセサリー売ってたり、インドで放浪しちゃってる感じの人。
この本の執筆当時はスキンヘッドに髭。どっからどうみてもカルト宗教の人。
そんな彼があのオウム裁判の傍聴に行った話がとても面白かった。
だってどっからどうみても元出家信者じゃないですかっ!?
彼は検察と弁護のやりとりだけでなく色々な視点で裁判を見るので、ニュースでよく言われてるような誰の質問にも答えずマントラをひたすら唱えつづける麻原の言葉を聞き取ろうと傍聴席から身を乗り出したそうです。そしたらなんと麻原自身にも手を振られてしまったそうな。
そりゃ、麻原にとってはいつまでも自分を信じてくれてる大事な信者に見えたんでしょうね・・・。
とてもわかり易く裁判の制度や歴史などにも触れているので、楽しみながら「法」に興味のもてる一冊でした。
現在彼は日刊スポーツのサイトでも毎週傍聴記を書いているので、皆さん是非読んでみてくださいな!
★阿曽山大噴火コラム「裁判Showに行こう」
http://www.nikkansports.com/general/asozan/top-asozan.html
コメント
日本でも裁判制度が変わると言われてますが、その事実を知っている人が何割程度なのか、そしてもし変わったときどうなってしまうのか未知数です。こうやって法がどんどん開かれた場になっていって、公平なものになればいいですよね・・・