おしゃれとダンスに夢中な女子高生トレーシー(ニッキー・ブロンスキー)の夢は、人気テレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」のダンサーになること。ある日、番組のオーディションが開催されると知ったトレーシーは、自分と同じく大柄な母親エドナ(ジョン・トラヴォルタ)の反対を押し切り、オーディションに参加する。

全米公開当時チェックしていたときは、まったくそそられなかったのに映画館へ行ってしまったのは、日本の宣伝につぐ宣伝にやられたといって過言ではないです。
ましてや前日に見にいったのが「パンズラビリンス」でがっくり肩を落として帰ってきたときに、友人が何も考えずに楽しめた!というもんで、速攻見にいったのですが、見終わった後この日東京は秋だというのに台風が直撃して暴風雨が吹き荒れ、またもや、しかめっ面で帰途という惨憺たる一日・・・

さて映画のほうですが、本当に悪人は最後まで悪人らしく、そして主人公は正義感もあって見かけは柳原可奈子を田舎くさくした感じですが、純粋さが目に出ていたのがスバラシー。

母親役は皆さんご存知、ジョン・トラボルタが6時間かけて特殊メイクをほどこし女装をしたのですが、これがね・・・もうあの男らしい骨格と体格がトラボルタすぎます!普通映画ってのは、序盤違和感があっても最後にはすっかり馴染んで見えてしまうのですが、最後までトラボルタ。
あぁ・・・トラボルタが躍ってる・・・
トラボルタが泣いてる・・・
トラボルタがお洒落して喜んでる・・・
何十年も前のトッツィーのダスティン・ホフマン、ミセスダウトでのロビン・ウィリアムズのほうが女性に見えたよなぁ。それを見越してのお笑いなのでいいのかもしれませんが。

やはり今回も光っていたのは存在感のあるクイーン・ラティファ。彼女は身体は大きいけれど、ラブも絡めた演技も出来るし、今回も人種差別の憂き目にあう黒人シンガーとして光っていました。
彼女の目って人を見守る優しさと愛しさが満ち溢れてる気がするんですよねぇ・・・

映画自体とてもアメリカらしい感じで、何も考えずに楽しめます。
歌は頭に残るけど、映画は頭に残るかしら・・・?ってくらいに(笑)

コメント

てる
てる
2007年11月16日0:28

やっぱ「トラボルタ」になっちゃうんだ(笑
トッツィーの女装が慣れない演技も懐かしいです。

キリカ
キリカ
2007年11月18日15:41

この映画に関してはトラボルタが見え隠れするところまで計算の笑いなのかもしれないですよw
トッツィーはもう大分見てないので見直したいなあとも思ってます。

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