スターダスト

2007年11月19日 映画
スターダスト
イギリスの外れにあるウォール村の青年トリスタンは、村一番の美女ヴィクトリアに恋をしていた。ある夜、村にある壁の向こうに落ちた流れ星を目にした彼は、それを愛の証としてヴィクトリアにプレゼントすることを決意。壁の外に広がる魔法の国ストームホールドへと足を踏み入れる。(

「まるで宮崎映画を見ているようだ!」というこの映画の謳い文句は、本当に売り文句なのか嫌味なのかどうなのか聞きたい今日この頃です。
だって脚本はハリウッド版もののけ姫を監修した人だし、多分宮崎映画は見ているだろうし、きっとラピュタの世界観を撮りたかったんだと思うしね。

でも私こういうの大好きです。
やはりファンタジー路線っていうのは目の前に「ロードオブザリング」という大きなハードルがありますから、それと今後絶対比較されていかなければいけない運命です。あの映画を超えることは出来ないけれど、やれる範囲で大変楽しい映画を撮りましたという感覚。物語は深くないけれど、エンタテイメントしてはぜーんぜん上出来だと思うのはちょっと贔屓目すぎですか?

強いていうならば主要キャストがどうにも魅力がないのが残念。
トリスタン役はまだ役柄的にも許せるものの、空から降ってくる流れ星の女の子、恋すると体が煌いて素敵に輝きだす。
そんなピュアなアイドル役がクレア・デインズ・・・・??ロミオとジュリッエット時代ならまだしも、何故今??彼女の生活に疲れたような面長で頬のこけた輪郭はもうこのヒロインはきつい・・・やはり私としてはアン・ハサウェイやレイチェル・マクアダムスでしょう??笑顔を見てるだけで幸せになれるようなピカピカの顔をしたさー。キスしただけで足がピコンと上がっちゃうようなカワイコちゃんで流れ星はやって欲しかった。

バランスというべきか、普段の役柄とはかけ離れているのに、脇が重厚に固まっておりまして、ロバート・デニーロのキャプテンもミシェルの魔女も素晴らしかった。是非DVDが出たらもう一度みたいファンタジー映画なのでした。

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