スパイダーマンTM3

2007年11月26日 映画
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2007/10/17 ¥4,179
ブラック・スパイダ-マンとなったピーターは、その黒いスーツがもたらすパワーに酔いしれ怒りを制御する事ができない。彼に何が起こったのかー。慕っていた叔父を殺した犯人への復讐。スパイダ-マンを父の仇と信じ込む親友ハリ-・オズボーンとの決闘。未来を誓いあった恋人メリー・ジェーンとの心のすれ違い。そこに現れるグウェンとの微妙な恋愛関係。悲しき運命の連鎖が、彼を究極の戦いへと導く。さらに新たなる脅威ヴェノムがスパイダ-マンに襲い掛かる。戦いは、ニュー・ゴブリン、サンドマンを巻き込み、熾烈さを増して行く。最後に生き残るのは、そして恋の行方は・・・3部作最終章、いよいよクライマックスへ。

1,2が評判のとてもいいスパイダーマンシリーズですが、これって青春映画や恋愛ドラマの要素が含まれてるからだよね。
今回その評判のよかったスパイダーマンの苦悩や恋愛ドラマ部分をクローズアップするあまり、本来のスパイダーマンである「街のみんなのヒーロー」である部分を見失ってるなぁ。
だって今回助けるのは全部身内。自分の周囲の人をバンバン助けていくショボイヒーロー。

それでも、今回映像部分がものすごくて映画を見るたびに感動する。
もうそろそろCGの進化は打ち止めで、映画を見て驚くことなんて減っていくんだろうなぁと寂しく思いつつも今回のサンドマンが変身する部分はすごいのなんのって!
遠心分離機みたいなのにかけられてしまった逃亡犯が砂と化し、そしてサンドマンとして蘇る。
何度か立ち上がるが、砂なので崩れ去り、前に歩むことができない。そして何度となく繰り返すうちに人の形をしていく映像は鳥肌!以前ハムナプトラで砂が顔の形になって主人公たちを巻き込もうとしたことに大層驚いてからこの進歩!
いやはや今後ベオウルフ控えてるし、当分驚けるよ・・・。

2よりパワーダウンしたのは否定できませんが、これはこれで楽しめる部分クライマックスたっぷりの映画で十分楽しみました。
もう単純な敵味方でなく、3つ巴さらにもっと、と。
ちょい不思議に思うのがグリーンゴブリンの息子、親友のハリーって執拗に父の復讐を狙っているのだけれど、パート1に親子愛のエピソードが薄かったよなぁと感じてしまう。気持ちがわかるがそんなに復讐にメラメラするほどの濃い関係だったか?と。

いやー、しかしスパイダーマンに出るまでのトビーって日本でいったら「北の国から」の純君的ポジショニングの人だと思っていたのに3にもなるとアメコミヒーローに堂が入りますね!
パート4が決定してるものの今回で俳優、監督とも契約終了な為、降板の可能性があるらしく、サム・ライミとトビーじゃないスパイダーマンなんて存続させる意味なぞあるのかなぁと疑問。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索