Did you see the heaven?
約束も守らずに、君は逝ってしまったのかい?

思えば、4月なのに雪の降る入学式で君と出会って、
演劇部に入ろうと誘ったのは私だったかもしれない。

そうして君と私の芝居人生が始まって、
しかし私はこんなちゃらんぽらんな性格なので
芝居を捨てたり戻ったり、つかず離れず年月を重ねた。

君はいつもまっすぐなのでずっと芝居を追いかけ続け、
私の道と重なったりはぐれたりしながらの人生を過ごした。

私の芝居人生で最初と最後に君がいたんだよ。

ねえ、ブンちゃん。聞こえてるかい?
君は最後までみんなを心配させて驚かせたね。
最後に二人で歩いたとき、「また一緒に板に立てたらいいね」といったじゃないか。

君が精神科医の紅谷先生で、
先輩が雅人で
私がゲイの参三で。

数十年後、私がそっちにいったときに天国で「トランス」をまたやろうよ。

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